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2008年8月 5日 (火)

脳梗塞の早期CT所見 early CT sign

脳梗塞の早期CT所見 early CT sign

中大脳動脈皮質枝領域梗塞

  • 他の領域の梗塞でも基本は同じ

灰白質濃度の低下、すなわち灰白質/白質コントラストの低下(下記1-3)

  • 細胞性浮腫による
  • 血管性浮腫が出現すると、さらにあきらかな低濃度化と腫脹
  • すでに非可逆的な組織障害をあらわす ≒ 拡散強調画像高信号
  1. 基底核(被殻、尾状核、淡蒼球)の濃度低下、輪郭不明瞭化(obscuration of the lentiform nuclei)  →内頸動脈もしくは中大脳動脈M1近位側閉塞
  2. 島回皮質の濃度低下(loss of insular ribbon)
  3. 灰白質/白質の境界不明瞭化(loss of gray-white matter differentiation, すなわち灰白質の濃度低下)
  4. 脳回の腫脹、脳溝の消失(effacement of cortical sulci)
  5. 閉塞動脈が高吸収域(hyperdense artery sign)

4は灰白質の濃度低下を生じたあとに認められる。

5は感度、特異度とも低い。動脈壁の石灰化、ヘマトクリットの上昇した状態では、高濃度にみえてしう。1-4の所見とあわせて用いること。

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