気分はキャビンアテンダント DHC8 天草エアライン
以前にも紹介した天草エアラインAMXのDHC8-103 JA81AM です。 1月8日夕刻の福岡空港第1ターミナルです。
この機種の座席配置は2列から9列までが2-2で、AB DEです。Cがないのは一番後ろの10列には通路にも座席があるのでABCDE配列になるためです。観光バスと同じです。
さて、この写真は3Aから1DEを撮影したものです(ピントが2Bに合っていてごめんなさい)。1列にはABの設定がなく、L1扉とキャビンアテンダントの座席(写真のむかって左、2ABの前に向かい合わせ)です。見てお分かりの通り、1DEは進行方向反対向き配置で、2DEと向かい合わせです。R1扉はありませんが、非常口のスペースをとるために、このような配置になったのだと思います。この1DEには通常の座席と異なり、離着陸時に反対向きのGがかかります。要するにキャビンアテンダントがいつも感じているGを受けることになります。着陸のときは背もたれに埋もれる感覚になりますが、離陸のときは「前につんのめるような」感覚になります。この席にあたると、アテンダントのように、離着陸時には両手で座席の両前縁をつかんで、体を固定するよう指示されます。また導入当初は両肩かけのベルトだったような覚えがあるのですが、現在は通常の腰ベルトでした。また通常の座席とことなり背もたれが高いです。もちろん足元には荷物をおくことができません。私も、路線開設当初にこの席に一度だけあったたことがあり、逆G感覚を味わいました。
他ではなかなか味わえないG感覚、機会があったらAMXで体験してみてはいかがでしょう? でも以下の制約があります。
- ひとり(ふたり)だけ反対向きで、他の乗客全員と顔を合わせる。
- 「空席」があるときはここに座っている乗客をみたことがないので、「満席」時の最後の2席にあてられるようです。だから、希望しても満席でない限りだめでしょう、きっと。「満席」表示でもこの2席は空いていることがあります。「満席」表示のときに希望をいってみましょう。もちろん非常口座席なので、一般的な制限はあります。
この座席のほかにも2Bがキャビンアテンダントと直に向かい合わせで、膝すり合わせ席になります。ちょっと恥ずかしいです。この座席に座った話はまた後日...
1月8日夕刻 福岡空港第1ターミナル(まだ「よど号」のときの板付空港の名残があります)にて
続きでは雲仙普賢岳の写真があります。
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