ちょっとくらいの遅れは、気にしないで、ムッシュー!
エールフランス・KLM、欧州線 A319 @シャルル・ド・ゴールCDG
JALからの乗り継ぎは約90分、十分なようで、EUでは不安な乗り継ぎ時間です。EU入国は相変わらず長い列でしたが、乗り継ぎ客は別カウンターがあり、どうにか短時間でくぐり抜け、ターミナル間を速足で移動します。再度セキュリテイチェックを終え、搭乗口へ。十分な余裕で乗り継ぎ便の前までたどり着きました。それも、今日は幸いにもバスの搭乗でなく、ブリッジから直接のようです。成田で預けたスーツケースが迷子になっていないかという心配はあるものの(荷物がこの速度でたどり着くの? CDGでスーツケースが上手く乗り継ぎ便に乗らなかった話は私の回りでもよく聞きます)、フランス語はまったくわからないけど、「定刻通りの出発、搭乗開始予定時刻は1705」というところでしょう。まずはひと安心↓
A319は中央通路を挟んで3-3座席配列。後方の窓側席だったので、ドでかい欧米の方々に迷惑かけてはいけないので早く乗り込もうと、搭乗口の列の前の方で並んでいたけど、搭乗予定時刻を10分過ぎても、カウンターの係りは何もしようとしません?、なんか嫌な予感。そういえば、さっきから預けた荷物が飛行機の下までついていますが、積載作業が始まりません。
そうするうちに、係りがどこかと通話したあと、おもむろにバラエテイの司会者のごとく、長~いコード付きのマイクを取り出して、早口のフランス語で大きなジェスチャー付きでしゃべり始めました。フランス語はわかりませんが、その場の雰囲気で、何を言っているのかよ~く理解できます。
↑「え~、皆様のご搭乗予定の飛行機は、ご覧のとおり、すでに到着しておりますが、いろいろ点検いたしましたところ、機材の調子が悪くて、どうも今日中には治らないようです。ほら、だから皆様の荷物の積み込みを中断しているでしょ?」 「それで、ウィーンにお急ぎの皆様のために、エールフランスは別の飛行機を大至急用意しております。新しい搭乗予定時刻は1720です」。それでは、ちょっとの間、別の飛行機でもみてましょうか。
↑easy Jetです。こちらはオーストリア航空↓ さすがはEU圏、エアバズばっかりです。
もちろんBoeingもあります。Air Europe↓
その後、何の説明もなく、表示が刻々と10分づつ、搭乗時間の変更を告げるだけ。
Retardeは英語のDelayedでしょう。それくらいわかるわい。横のお客さんがフランス語で「あ~ァ、やっぱりエールフランスね」みたいなことを囁いています。
結局、1時間20分遅れ、さらに最終的な出発時刻は19時25分まで遅れてウィーンでの夕食の予約がパーです。少しの慰めは、搭乗機へのバスで移動中にいろいろな飛行機を見ることができたこと。ただし、もう日没で揺れるバスからの撮影なので、構図ダメ、ピントダメ、です。
↓エールフランスの復刻機?
↑Avro RJ85(機内誌から)↓
もちろん、エールフランスには、A380だってB747だってあります。
にほんブログ村←いかがでしたか? いろいろな航空ブログがご覧になれます。
後半の続きでは、ウィーンの街並み
↑オペラ座
「続きを読む」を押してください↓
« JAL A300 阿蘇くもまと、ラストフライト | トップページ | 私の名前は、“アイスマン” »
「海外旅行 欧州」カテゴリの記事
- JAL 国際線ファーストクラス(2012.12.30)
- Virgin Atlantic 747(2012.12.22)
- シティジェット British Aerospace @ CDG(2012.02.09)
- エールフランス、CRJ700(2011.12.22)
- そうだ年末、フランス行こう!(2011.12.21)
「空港 海外 欧州」カテゴリの記事
- Virgin Atlantic 747(2012.12.22)
- シティジェット British Aerospace @ CDG(2012.02.09)
- エールフランス、CRJ700(2011.12.22)
- そうだ年末、フランス行こう!(2011.12.21)
- おめでとうウィリアム、英国航空B777(2011.04.30)
「A320」カテゴリの記事
- Spring Airlines, A320@香港(2012.10.29)
- SQ出資のLCCは虎柄パンツ、コールサインはGO CAT(2012.10.24)
- 只今工事中、ご迷惑をかけます。福岡空港(2012.09.17)
- アジアの純真、Now Everyone Can Fly!(2012.09.12)
- カンタス、バスで搭乗?(2012.07.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント