機長に黙祷、全日空61便ハイジャック事件

当blogの前々回「大人の隠れ家『バー・エロス』、那覇桜坂」で掲載した全日空B747-400D JA8966ですが、婆裟羅大将さまから、貴重なコメント頂きました。このJA8966　は1999年7月23日、羽田離陸後に若い男にハイジャックされた全日空61便新千歳ゆきに使用されていた機体だそうです。

この事件をきっかけに国内、どの空港にも設置されたBaggage Claimの一方通行ゲート。このゲートを見るたびに（すなわち飛行機に乗るたびに）思い出す、この事件。

でも事件の日やその詳細は忘れかけていましたが、今一度、事件を振り返ると、とっても怖い事件でした。それも首都圏上空で起きていたのですから。もし副操縦士と非番の機長の命を掛けた突入がなければ、都内西部に墜落していた可能性が大きかったとか。そしてコックピットで犯人と対峙し、操縦桿を渡さず、残念ながら命を落とされた長島機長に、黙祷です。

あれから13年、2012年7月23日、今朝、福岡空港で偶然JA8966　をみかけました。福岡発、羽田行き、まだまだ現役です。JA8966

滑走路手前で、到着機を待ちます。朝の福岡は大混雑

いつもながら、ガラス越しの写真ですみません。

この事件は、日本のハイジャック事件として、はじめて殉職者をだした事件でしたが、今朝、この機体は日本ではじめてのハイジャック事件の舞台となった、福岡板付空港旧ターミナル前を離陸してゆきました↓

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後半の続きでも、桃太郎の見送りJA8966＠福岡空港 2012年7月23日

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