上海美人「ワタシ、罰金の子ﾈ！」

突然ですが、上海浦東国際空港（浦東国際機場）にやって参りました。大きな空港ですが、今ひとつ、薄暗く、華やかさの足りない、センスの無い、空港ターミナルです。

初めての上海Shanghaiですが、実質の滞在時間1日半の”弾丸”なので、団体行動が苦手な当blogも、今回ばかりは現地ツアーの日本語ガイドさんをお願いしました。ところが幸いなことに、他のお客さまはなく、団体料金でプライベートツアーの始まりであります。

本日のガイドは“シュ”さんです。若くてかわいい女性（日本でいうと、田舎の女子大生風）で、日本語は大学でたった３年間勉強で、日常会話と観光ガイドはほぼ完璧です（何十年も英語をやってきながら、なにも話せない当blogとは大違いです）。

“シュ”さん　「ハ～イ、こちらは上海博物館です。中国４大博物館でのひとつで、とても大きいデス。外に展示してあるものはスベテ偽物ですが、博物館の中、展示は、ダイタイ本物デス」

当blog 「シュさん、それって『ダイタイ本物』じゃなくて、『ゼンブ本物』の間違いじゃないの？」

“シュ”さん、「うぅん、『ダイタイ本物』」

“シュ”さん、「上海で人気ある職業は、公務員。公務員になって、高いマンション買うと、お嫁さん来る。」

当blog 　「日本じゃ、公務員は給料安くて、都心にマンションなんか買えないけど、中国では公務員の給料高いの？]

“シュ”さん　「公務員、いっぱい賄賂もらえるから、大金持ちね。あれっ、日本違うの？」

“シュ” さん　「ワタシの兄さん、去年、結婚した。」

当blog 「あれっ、中国って『ひとりっ子、政策』じゃないの？、“シュ”さん、お兄さんいるんだ！」

“シュ” さん　「それはネ、ワタシの母さん、５か月のとき、お腹にいるワタシのこと殺そうとシタ。でも、その時、農作業で忙しくて、母さん、病院行けなかった。ショウガナクテ、母さん、ワタシのこと生んで、罰金払った。
だから、ワタシ、罰金の子ネ。
でもネ、去年、母さんと日本、旅行、行った。アリマ温泉。母さんと二人、とっても楽しかった、アタシ、日本の温泉ダイスキ、日本人、皆やさしいネ、日本、どこでもキレイ。中国、キタナイ。日本、綾瀬はるか、ダイスキ」

何はともあれ、生まれてよかったね、シュさん！　
（それと「殺そうとした」じゃなくて、「堕ろそうとした」ですけど、たぶん）

↑ クロップドパンツが似合う、シュさん です。後ろ姿だけでごめんなさい。
日本語が堪能なきちんとお辞儀もする、礼儀正しい、上海美人でした。

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後半の続きでは、上海美人

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一番、きれいな女性ですが、実物ではなく、茶館にあったポスターでした。

当blog 　「ところで、どうやったら、日本語、そんなに上手くなったの？」

“シュ”さん　「商売デスから」

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